東日本大震災に学ぶ教訓と一般家庭の備え

3月
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2011年(平成23年)3月11日(金曜日)14時46分18秒(日本時間)、東日本大震災の発生したこの時、私は工場屋外で設備のメンテナンス作業をしていました。高所作業していた仲間が転落しそうになっているのを、ただ見守る事しかできなかったのを覚えています。突然起きる災害に無力さを感じた出来事でありました。

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東日本大震災に学ぶ

東日本大震災と紐解くと、たくさんの情報が手に入ります。どんなことも時間とともに、その記憶は薄れ、やがて忘れ去られていくのが現状ですが、歴史の中に残り伝えられていく事でしょう。

過去の歴史に学ぶことは大事なことです。東日本大震災で学ぶ事はたくさんありました。

津波の恐ろしさ
放射能の影響
エネルギーに依存する日本

最初に驚いたのが津波の恐ろしさです。【津波 :Tsunami】 は、世界で広く一般にも使用される共通語。日本語における「津波」の語源は、沖で被害が出なくても津(=港)で大きな被害が出ることからきているそうです。

津波は、沖合から海岸に近づき海底が浅くなるにつれて波高が高くなり、海岸線では沖合の数倍に達する。湾口で2 mのものが湾奥で5 m超になった事例もある。

上陸した津波は、依然として大きな水圧を伴った高速の波として、数分から数十分の間押し寄せ続けたら(押し波)、今度は海水を沖へ引きずり続け(引き波)、しばらくしたら再び押し寄せて(押し波)、という具合に押し引きを繰り返し、やがて減衰していく。

大きな津波は、陸上にある建物、物品、そして人間を押し流し、景色を一変させ、甚大な被害をもたらす。また大きな津波は海岸に続く河川を遡るほか、海上でも被害をもたらします。

それから、放射能の影響が大きな範囲に及ぶ事。放射性物質が空気中などに拡散して存在している場合、その放射性物質が体内に入り込むことによる内部被曝の恐れが生じ、内部被曝をした場合、すなわち一度体内に放射性物質が取り込まれた場合、その取り込まれた放射性物質を除くには、物理的減少(放射性崩壊)と共に生体機能の代謝による排出を待つよりほかないということの驚き。

エネルギーに依存する日本が良く分かった出来事。電気がない生活は考えられないし、ガソリンがないと車は動かない現実にしばらくの間、困った状況が続きました。東日本大震災に学ぶべき今後の課題ですね。

東日本大震災からの教訓

東日本大震災からの教訓について、▼ [PDF]東日本大震災教訓集 – 国土交通省

ここでたくさんの教訓を得ています、今後に生かして欲しいですね。

私の所は震源地からは遠いところなんですが、いくつか困った問題がありました。

①計画停電による影響:複数の発電所が停止
②ガソリン(灯油)の入荷困難:製油所が止まった
③放射性物質の影響:拡散と風評被害

電気やガソリン(灯油)がない生活はもはや考えられない時代にあります。今まで考えもしなかったことが起きて、想定外という言葉が飛び交った時期でしたね。「安全・安心・安定」が求められます。

長く影響があったのが放射性物質の影響でしょうか。放射性物質を除くには、物理的減少(放射性崩壊)を待つしかないということに、長い年月を要しました。想像以上に拡散していたことも風評被害にあった一因だと思われます。

問題ないレベルだとしても、敬遠されてしまうのは事実ですが、何事も時間とともに記憶は薄れ、忘れ去られていくと私は信じていますから、時間とともに回復していくと思われます。

【人の噂も七十五日の解説】

どんな噂が立ってもそれは一時的なものに過ぎず、75日も経てば消えていくものだから、放っておけば良いという意味が込められています。なぜ「七十五日」なのかの理由には所説ありますが、もっとも一般的で有力な説として以下の説が挙げられます。昔は、春夏秋冬の他に土用の丑の日を含めた五季節という考え方があり、一年の365日を5で割ると73になります。また、昔の暦は春夏秋冬の期間が年によって70~75日あるという説。これらのことから、七十五日はひとつの季節を表す説とされ、季節が過ぎる頃には人の噂も忘れられていると言われています。

個人的に一番困ったのは、ワカサギ釣りができなくなった事。今回からは行ってみます。

 

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日本の大震災一般家庭の備え

普段から対策をしておきたいですね。参考に書き出してみます。

① 非常食・食料品の備蓄
② 飲料水の備蓄
③ 常備薬・生活用品の準備
④ 携帯ラジオ・防災用品の準備
⑤ 家具等転倒・落下防止策
⑥ 寝床に懐中電灯・靴等の用意
⑦ 家族間の連絡方法の確認
⑧ 貴重品の持ち出し用意
⑨ 避難場所・経路の確認
⑩ 風呂の水ためおき
⑪ ハザードマップの確認
⑫ 防災訓練の参加

【ポイント】

・オール電化は停電になると、水も出なくなり、炊事、洗濯、おふ呂ができなくなると聞きます。
・ガソリンがなくて困らないよう、給油メーター半分になると満タンにしたほうが良いかもしれません。
・使い捨てカイロで暖を取るなど、家にあったものでも、防災グッズになる。

自然災害はいつ起こるかわかりません。経験のない地域では「災害が少ない県なので、防災意識が低く、つい後回しにしています。備えるきっかけにしてほしい、備えること、備える意識を持ち続けることは難しいかもしれませんが、3月11日や防災の日(9月1日)など日を決めて、また、家族が増えたり、地域や学校、職場が実施する避難訓練などを機に、定期的に家族で話し合ったり見直しするタイミングを決めておくと実施しやすいようです。

地震はいきなりきます。常に考えるのは無理なので、意識できるように目につくところに持ち出し袋を置いておく必要があります。押し入れに入れておいても、地震がきたら押し入れは開きません。

ちょっとしたことが、役に立つことがあります。一元化して便利さを優先するのもいいけど、便利なことがある日、使えなくなったらどうするのか、考えておくことも必要かなと思いました。

東日本大震災に学ぶ教訓と一般家庭の備えまとめ

・東日本大震災に学ぶ:津波の恐ろしさ・放射能の影響・エネルギーに依存する日本

・東日本大震災からの教訓:電気やガソリン(灯油)がない生活、長く影響があった放射性物質

・日本の大震災一般家庭の備え:自然災害はいつ起こるかわかりません、普段から対策をしておきたい

【少しでもお役に立てれば幸いです】

 

 

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