新たな活動舞台での生活には、不安もあれば希望もあります。夫婦が離れて暮らすのはいかがなものか?いつまでも親元を離れずにいるのはどうなのだろうか?引っ越しのお手伝いなら喜んでやりましょう。引っ越し先が決まったなら、何からはじめるのか、ノウハウを教えましょう。
引っ越しの手続きで最初にする事
ここを見てくれたということは、引っ越しする事に前向きになったということかな?「きっと大丈夫!なんとかなります!」
もうすでに知っている事かもしれませんが、意外な盲点があるかもしれません。私は、いままでに引っ越しを6回経験しております。そんな時に「あ~しておけばよかったな」と思うことを参考になればと思います。
引っ越しの手続きで最初にする事ですが、「引っ越し業者への見積り」になります。最低でも2社、できれば3社の見積もりが欲しいですね。金額も重要ですが、会社の対応やシステムの内容も重視してください。見積もりが有料とか言ってきたら、そこはブラックですからお断りください。
引っ越し業者は、たくさんあります。参考にサイトを入れておきますが、地元の業者や友人なんかに聞いてもいいと思います。私の場合は、地元の業者から3社見積して一番対応の良かったところに決めました。第一印象ってとっても大事だと実感しています。
余談ですが、私個人のポイントとして、挨拶がしっかりとした会社は、社員もそういう教育を受けているので、信頼できるものと考えています。面接の基本ができているところは良い会社と重要視しています。
引っ越し業者:参考サイト
面倒だったら使ってみてもいいと思います。
●引越しが決まったら行う手続き(その他)
① 賃貸物件の解約手続き:ほとんどの賃貸物件では「契約を終える場合は退去の2~1か月前に解約申し出をする」と決められています。引越し予定日が決定し次第、早めに管理会社や不動産会社、もしくは大家へ連絡をしましょう。
② 駐車場の解約手続き:賃貸物件とは別で月極駐車場を契約しているという人は、早めに貸主もしくは管理会社へ連絡します。
③ 学校の転校手続き:公立の小学校・中学校・高校へ通うお子さんがいる場合は、在籍中の学校で「在学証明書」と「教科書給与証明書」を発行してもらいます。また、高校や私立の学校へ通っている場合は編入試験が必要な場合があるため、転居先で通う予定の学校の窓口や教育委員会にあらかじめ問合せておきましょう
④ 保育園・幼稚園の転園手続き:保育園や幼稚園に通うお子さんがいる場合は、転園の手続きと、引越し先で通う入園先を探します。
引っ越しの手続きで前にやること
引っ越しの業者見積はけっこう時間がかかりますから、早めにしておいてください。さあ、次の段階ですね。まだ、生活をしているのだから必要なものは残し、使わないけど大事なものと、使わないし不要なものを分けて、不要なものは捨てる(売る)などの断捨離をしましょう。これも大変な作業になりますので、できるだけ早い段階でやっておきたいですね。
小物や服など段ボールに入れて、何が入っているのかをマジックなどで表記しておいてください。これ意外と忘れるんです。持って行ったときに探すの大変になるので、しっかりお願いします。
このあと、事前にやらなければならない項目を列記します。
●お役所関係
① 住民異動:・転出届(別の市区町村へ住所を移すとき)
※引越し日の14日前から受付
② 国民健康保険の脱退:14日以内に届け出をすることになっています。
③ 水道の使用中止について:転居が決まった方や、水道を長期間使用しないときなどは、上下水道部の窓口までご連絡ください。電話で申し込みができます。現地で中止する日までの料金を精算することもできます。
④ 印鑑登録の廃止:印鑑登録証を準備
⑤ 原付の廃車手続き:ナンバープレートを返却し、『廃車証明書』をもらう
⑥ 児童手当の住所変更手続き:児童手当受給事由消滅届を提出し、所得課税証明書をもらいます。
⑦ 介護保険被保険者証の返納
⑧ ペットの登録事項変更届
●その他
① 電気の使用停止:電力会社への移転連絡
手続き先:電力会社のHPもしくは電話で手続き。
② ガスの使用中止:ガス会社への移転連絡
手続き先:契約中のガス会社HPもしくは電話で手続き。
③ 郵便局に住所変更手続き:郵便局の転送手続き
現住まいを管轄する郵便局で転出届を出す
④ 固定電話の変更手続き:現在利用している回線のサービス会社にウェブサイトもしくは電話で、引越し手続き
⑤ 携帯電話・スマートフォンの住所変更手続き:店舗で直接行うほか、電話・インターネットなどで手続き
⑥ 新聞の購読や配達サービスなどに関する手続き:販売店もしくは新聞社に問い合わせ、手続き
⑦ NHK受信料の住所変更手続き:NHKのホームページもしくは電話で手続き
面倒ですが必要なところは必ず手続きをしてください。郵便局は忘れがちです。住所が変更になっても転送してくれるので助かりますから、必ず手続きしましょう。
引っ越しの手続きで後にやること
いよいよ引っ越しの当日ということになります。テーマには「引っ越しの手続きで後にやること」とありますがご容赦ください。
●引っ越しの当日にやること:旧居と新居の2か所で手続きを行います。
① 旧居で行う手続き:ガス・水道の使用停止の立会い
② 旧居の明け渡し:荷物の搬出や掃除などが終わったら、旧居の鍵を返して明け渡します。
③ 新居で行う手続き:電気・水道の使用開始、ガスの開栓の立会い
基本的に、電気と水道は入居したら自分で開栓・開始を行います。
手続きは、新居に届いている申込書を郵送するか、届いていない場合は電話・ファックス・インターネットなどで行うことができます。ガスの開栓は、自分で行うことができないため、業者の人に開栓作業をしてもらう必要があります。
●【引っ越しの手続きで後にやること】
〇お役所関係
① 住民異動:転居届(同じ市区町村内で住所を移すとき)
転入届(異なる市区町村外から住所を移すとき)
※(引越しから14日以内に新住所の管轄の市区町村役場へ提出します。)
② マイナンバーの住所変更:同一市区町村で引っ越した人も同様に登録住所の変更を行います
※引越し日から14日以内
③ 印鑑登録:登録する印鑑・身分証明書を準備
④ 国民年金の住所変更:国民年金第1号被保険者に該当する人
⑤ 国民健康保険の加入:国民健康保険証・印鑑を準備
⑥ 児童手当の認定申請:新旧の市役所で必要書類を用意し手続き
⑦ 妊婦検診の補助券:母子手帳と一緒にもらえる『検診補助券』は、手続きが必要な場合がある
⑧ 学校の転校手続き:引越し後、転居届もしくは転入届を提出したら『入学通知書』を発行してもらいます。もらった『入学通知書』は、引越し前の学校でもらった『在学証明書』・『教科書給与証明書』などとともに、転校先の学校へ提出します。
⑨ 介護保険の手続き:介護保険受給資格者証明書を提出
⑩ ペットの登録事項変更届:飼い犬の登録 ※引越し日から30日以内
⑪ 原付バイク(125cc以下)の住所変更:異なる市区町村へ引越した場合、転居もとの市区町村役場でもらった『廃車証明書』と必要書類を提出します。
●その他
① 車庫証明の取得申請:自家用車を持っている人は保管場所使用承諾証明書などを持って、新住所の管轄の警察署で申請書を提出しましょう。
② 免許証の住所変更手続き:運転免許証・住民票・印鑑などを準備 管轄の警察署・運転免許試験場で手続き
③ 自動車の住所変更手続き:車庫証明や自動車検査証などの必要書類を揃えて、地方陸輸局・運輸支局・自動車検査登録事務所へ行きましょう。
④ バイクの登録変更:新居を管轄する役所もしくは陸運支局で手続き
⑤ パスポートの住所変更手続き:本籍の都道府県が変わった場合や氏名が変わった場合などは、本籍地の管轄の旅券センター(パスポートセンター)で訂正申請が必要になります。
⑥ 会社の健康保険と厚生年金の変更手続き:引越しして住所が変わった場合必要、会社へ連絡
⑦ クレジットカードの住所変更手続き
⑧ 銀行口座の住所変更
⑨ 住宅の火災保険・地震保険の解約手続き:引っ越す前に解約してしまうと、解約した比から引越し日までの補償がされなくなってしまう
⑩ 通販サイトの住所変更手続き
⑪ 他の登録情報変更手続き:忘れてないかチェック
やっと完了です。お疲れさまでした。引っ越しには大変な労力を使います。夫婦で喧嘩になる事もありましたが、終わってしまえば、すぐにもとの生活にもどります。ご近所にあいさつ回りがあったり、やり残しがあったりと、まだ気が抜けませんが、きっと大丈夫!なんとかなります!
引っ越しの手続きで最初にする事や前後にやること必須要素まとめ
・引っ越しの手続きで最初にする事:引っ越し業者への見積り
・引っ越しの手続きで前にやること:15項目のチェック
・引っ越しの手続きで後にやること:引っ越しの当日に3項目、後に22項目のチェック
【少しでもお役に立てれば幸いです】
コメント