春一番とは、暖かい南風のこと。例年2月から3月の半ば、立春から春分の間に、その年に初めて吹く南寄り(東南東から西南西)の強い風を指します。でも、春一番と聞いて思い出すのは、テレビで見ていたアントニオ猪木の物まね芸人だった春一番です。テレビ番組で見た時はショックでした。
春一番といえば猪木のものまね芸人が肝硬変のため死去を思い出します
2018年10月26日放送の『爆報!THE フライデー』(TBS系、毎週金曜19:00~)は、アントニオ猪木が初出演。【猪木のモノマネで人気を博した芸人・春一番の壮絶な死の裏側が明らかになる】を見ました。
まったく知らなかったので、タイトル見ただけで目が釘付けでした。番組録画してなかったので、記憶が曖昧になっていますが、本物の猪木さんがあらわれた時は「ジ~ン」と感動しました。
奥さんとの最後のシーンでは、涙が・・・最近、涙腺が弱っていて、こういうのダメなんです。
春一番という芸名は片岡鶴太郎さんが付けたこと、物まね芸人でアントニオ猪木さんが公認していたこと、ビートたけしさんとのつながりのこと、そして奥さんとの出会い。
酒好きが災いし47歳で死去…芸人・春一番の壮絶な死の裏側とは?このキャッチコピーは、自分にグサッと刺さりました。わたしの親戚にも、肝硬変からガンになり、若くして旅立った叔父がいました。
最期は、とても痛がって奥さんを苦しめたそうです。物まね芸人の春一番さんは、苦しむことなく眠るように逝ったということだったので、せめてもの救いだったと思います。
ただ、残された奥様の心情は、計り知れない喪失感に襲われているように感じます。さっきまで元気に会話していたのに・・・朝、起きたら亡くなっていた。ここで号泣してしまいました。
春一番の肝硬変は飲酒が原因だった?
『爆報!THE フライデー』の番組で知ったことは、周囲に何度も注意されながらも、酒を断つことが事が出来なかったことが原因だった言われていました。
あのビートたけしさんからも、アルコールをやめれば番組で使うと言われていてもやめれなかった。ストレスなのか?強い依存症になってしまったように見えました。
お酒を断つのは容易ではありません。わたしもアルコール依存症でした。会社から帰ってきたらビールを飲む。風呂上がりにまた飲むを毎日繰り返していました。
飲まずにいられない状態を依存症または中毒と言いますね。量は関係ないそうです。たばこ・コーヒーなども毎日、飲まずにいられないのは病気です。
無関係ではないので、少し調べてみました。
【肝硬変とは】
肝炎(A型・B型・C型など)や脂肪肝、アルコールが原因で肝臓の細胞が破壊され続けると、肝臓の中に繊維が増えて硬くなり、ごつごつとしたこぶだらけの臓器になります。この状態を肝硬変といいます。
問題なのは、肝臓は「沈黙の臓器」と言われるほどぎりぎりまで自覚症状のない臓器で、肝硬変になると、肝臓内部の血液循環に異常が生じ、肝臓の働きが果たせなくなります。
肝硬変まで進行すれば、改善する治療はなく、絶対安静や食事療法くらいで、お薬が処方されても、その場しのぎの治療であり、改善できるようはお薬ではないそうです。
肝硬変は進行すれば、癌、腹水、胸水、黄疸、食道静脈瘤、肝性脳症、腎不全などの疾患を伴うリスクがあります。特にその中でも、腹水や胸水の貯留は注意が必要で、非常に恐ろしい疾患です。
春一番が肝硬変で飲酒を続けるその意味は
『爆報!THE フライデー』の番組で感じたこと。なぜ、飲酒を続けるのか?やめられない理由があるとすれば、目的を見失った失望感と、プライドが自分を責めていたストレス。
これらの発散をしたいがためにと・・・「逃げたかった」のではないかな? これらは、自分勝手な思いではありますが、わたしにも身に覚えのある事だったので「逃げたかった」としました。
では、逃げない為にはどうしたらよかったのか?生きる目的を見失わない事・プライドを捨てる事でしょうか?簡単ではありませんね。まずは、自分を大切にすることから始めましょう。
【肝硬変の予防】
●肝硬変の原因は肝炎や脂肪肝、アルコールが原因で起こるのでこれらを予防する事が大切です。もし、罹患してしまったら完治するまで治療を続けることが重要ですね。
●肝臓は「沈黙の臓器」と言われ、病気がかなり進行するまで自覚症状が出ないのが特徴です。ですので、定期的な健康診断や肝炎ウイルス検査を受けることをお勧めします。
ポイント
①飲酒:まずは禁酒が基本です。禁酒が難しい場合は、ビール類では中瓶1本、日本酒は約1合、焼酎では100ml程度にしましょう。また、休肝日を作るようにしてください。わたしは禁酒しました。つらいですね~!
②入浴:肝臓に負担がかかる為、食後1時間以内の入浴は避けてください。ぬるめのお湯に入り、長風呂は避けてください。体調のすぐれない時は、シャワーを浴びる程度がいいそうです。
③睡眠:7時間程度の睡眠はとりましょう。日常の集中力が落ちる程度の睡眠しかとれない場合では、肝臓だけではなく体全体にいい影響を及ぼさないようです。
④排泄:便秘は腸内発酵を促進し、腸内毒素の吸収を促進させるため、毎日の排便を心がけましょう。肝機能が悪化してくると、便秘により異常にアンモニアが上昇し肝性脳症を引き起こします。便秘が続くよりも、少し柔らかめの便が毎日出る方が理想的なのだそうです。
⑤運動:安静の取りすぎは、ストレスが溜り病気に対する抵抗力が低下します。1日30分~1時間程度の散歩などの軽い運動は体力の低下を防ぐ意味でも有効と言われています。
⑥食事:バランスの良い食事を心がけましょう。主食(ごはん・パン)、主菜(肉・魚・卵・大豆製品)1品、副菜(野菜)2品をとるようにしましょう。これがけっこう難しいのですね。
春一番といえば猪木の物まね芸人で肝硬変、飲酒が原因なのに続ける?まとめ
・春一番といえば猪木のものまね芸人が肝硬変のため死去を思い出します:酒好きが災いし47歳で死去…芸人・春一番の壮絶な死の裏側とは?
・春一番の肝硬変は飲酒が原因だった?:周囲に何度も注意されながらも、酒を断つことが事が出来なかった
・春一番が肝硬変で飲酒を続けるその意味は:「逃げたかった」のではないかな?
【少しでもお役に立てれば幸いです】
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