退職時期が決まったら
未消化の有給休暇の残存日数を確認
定年退職の時期は、会社員ならば誕生日、公務員だと3月末とかいろいろです。いずれにしても、退職日は決まっているので、有給休暇があとどのくらい残っていて、有給休暇の消化日スタートがいつからになるのか、会社側と打ち合わせし、確実にすべて使い切るようにしましょう。
私の場合、勤続年数が長いのと、有休が取りずらい環境にあったため、40日最大でもらえます。もう、遠慮する必要がありませんので、×月×日から有給消化に入りますと、会社内で宣言し了承を得られました。
有給休暇日数は40日ですが、週休二日制なので実質、二ヶ月以上の休暇状態になりました。この間、基本的に他で仕事して収入を得てはいけませんと、釘をさされましたが、せっかくの休暇なので、この点は大丈夫ですと答えておきます。
有給休暇の基礎知識
正式には「年次有給休暇」です。一定期間勤務した人には、働いたのと同じ賃金をもらえる休日が与えられるというものです。以前は1年以上勤めないと有給休暇をもらえませんでした。いまは6ケ月以上勤めれば10日の有給休暇がもらえます。
以後、1年ごとに1日がプラスされていきます。最大で20日までもらえます。前年度の有給休暇残存日数が、本年度の有給休暇日数に加算されます。これにより最大で40日の有給休暇が、使わなければ発生することになります。
残念なことに、有給休暇が気軽に使える環境になかったので、毎年、有給休暇を捨てていました。この際だから、せっかくの権利はとことん利用しよう。
労働基準法から
「辞める奴に有給休暇なんかやらない!」と言われたら、労働基準法の違反になります。もしも、そんなことになったら「労働基準監督署」にチクりましょう。ちなみに、正社員でなく、アルバイトでも6ケ月勤めれば、有給休暇はもらえます。
いよいよ始まる、有給休暇生活、周囲からは「うらやましい」と言われてますが、有給休暇が消化されたあと、求職活動にはいります。かなり、困難が予想されますので、どうなることやら?
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