2023年の十三夜はいつ?お月見のお供え物やお団子の由来と楽しみ方

10月
十三夜
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秋の夜空に輝く満月を眺めるお月見。中秋の名月だけでなく、十三夜もお月見の風習があります。十三夜はいつなのでしょうか?また、お月見に欠かせないお供え物やお団子の由来と楽しみ方についてもご紹介します。十三夜のお月見を楽しむための情報をぜひ参考にしてくださいね。

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十三夜のお月見に欠かせない!お供え物の種類と意味

▼ 十三夜のお供え物

十三夜にお供えするものは、以下のようなものがあります。

・お月見団子:お米の粉で作った丸い団子で、月に見立てています。弔事に使う団子と区別するために、少し潰しています。数は13個で、下段に9個、上段に4個を積みます。高く積むのは豊作への祈りと感謝の気持ちを表しています。

・ススキ:神様を呼ぶ依り代である稲穂の代わりとして使われます。魔除けの意味もあります。数は3本や5本など奇数にします。瓶子や花瓶に挿して飾ります。

・栗や大豆など季節の収穫物:十三夜は「栗名月」「豆名月」とも呼ばれます。この時期に収穫される栗や大豆をお供えします。他にもイモ類やかぼちゃ、レンコン、なす、白菜、大根、かぶ、ごぼう、きのこ、柿、梨、ぶどう、りんごなどがあります。

・秋の七草:ハギ(萩)、ススキ(薄)、キキョウ(桔梗)、ナデシコ(撫子)、クズ(葛)、フジバカマ(藤袴)、オミナエシ(女郎花または姫部志)です。万葉集にある山上憶良の歌にちなんだもので、秋の風情を楽しむために飾ります。

▼ 十三夜のお供え物の配置

十三夜のお供え物を飾るときには、配置が決まっています。

・月から見て左側にススキや野菜を置きます。
・月から見て右側にお月見団子を置きます。
・お月見団子は三方という台に乗せるか、皿やお盆に敷紙を敷いて置きます。

▼ 十三夜の楽しみ方

十三夜には、お供え物を飾って美しい月を眺めながら食べ物への感謝と健康を願います。お供えしたものは月の神様に感謝してから調理して食べることができます。お月見団子や栗ご飯、かぼちゃの煮物、けんちん汁などがおすすめです。

また、十三夜には願い事をすると叶うという言い伝えもあります。十五夜と同じ人と十三夜にお月見をすると永遠に縁が結ばれるとも言われています。十三夜のお月見を楽しむための情報をぜひ参考にしてくださいね。

十三夜の由来とは?お団子の形や色に込められた意味

 十三夜とは

十三夜とは、旧暦の9月13日~14日の夜に行われるお月見の風習です。十五夜と同じく、収穫への感謝と豊作を祈る行事ですが、十五夜が中国由来であるのに対して、十三夜は日本古来の風習です。十三夜の月は満月に少し欠けた形で、十五夜の次に美しいと言われています。

▼ 十三夜の由来

十三夜のお月見の始まりについては、諸説あります。平安時代に醍醐天皇が、月見の宴を催し詩歌を楽しんだのが、十三夜の月見の始まりではないかという説が代表的です。

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また、平安時代後期の書物に明月の宴が催されたことが記され、宇多天皇が「今夜の名月は並ぶものがないほど優れている」という意味の詩を詠んだという記述があり、風習として親しまれていたことが分かります。

▼ お団子の形や色に込められた意味

十三夜にお供えするお団子は、丸い形や色に意味が込められています。丸い形は、満ち欠けする月が満ちる姿を模しており、ものごとの結実や健康や幸福を表しています。色は、白や茶色など地味なものが多く、秋の収穫物や自然界に寄り添う姿勢を示しています。

なぜお団子が供えられるようになったのかには諸説あり、丸い形が月のように見えるからとも、この時期に収穫できる里芋を模しているからとも考えられています。お供えする数は、よく言われているのが十三夜にちなんだ13個です。下段に9個、上段に4個を積みます。高く積むことで豊作への祈りと感謝の気持ちを表しています。

▼ お団子以外のお供え物

お団子以外にも、秋の収穫物や秋草をお供えします。十三夜は「栗名月」「豆名月」とも呼ばれます。この時期に収穫される栗や大豆をお供えします。他にもイモ類やかぼちゃ、レンコン、なす、白菜、大根、かぶ、ごぼう、きのこ、柿、梨、ぶどう、りんごなどがあります。

また、「秋の七草」と呼ばれるハギ(萩)、ススキ(薄)、キキョウ(桔梗)、ナデシコ(撫子)、クズ(葛)、フジバカマ(藤袴)、オミナエシ(女郎花または姫部志)を飾ります 。万葉集にある山上憶良の歌にちなんだもので、秋の風情を楽しむために飾ります。

2023年の十三夜はいつ?開催日と見える時間帯をチェック

▼ 2023年の十三夜はいつ?

2023年の十三夜は、**10月27日(金)**です。旧暦の9月13日は新暦では毎年異なります。以下のように、近年の十三夜の日付を確認できます。

2022年:10月16日(日)
2023年:10月27日(金)
2024年:10月15日(火)
2025年:11月2日(日)

▼ 十三夜の見える時間帯

十三夜の見える時間帯は、18時頃から深夜までです。ただし、天候や地域によって見え方が異なります。また、満月に近いため、明るすぎて細かい模様が見えにくい場合もあります。その場合は、双眼鏡や望遠鏡を使って観察するとより楽しめます。

まとめ

・十三夜は、旧暦の9月13日~14日の夜に行われるお月見の風習で、収穫への感謝と豊作を祈る日本古来の行事です。

・十三夜にお供えするものは、月見団子、すすき、栗や豆など。月見団子は丸い形や色に意味が込められています。すすきは秋の風情を楽しむために飾ります。栗や豆は収穫期に当たるため、「栗名月」「豆名月」と呼ばれます。

・2023年の十三夜は、10月27日(金)です。十三夜の見える時間帯は、18時頃から深夜までです。満月に近いため、明るすぎて細かい模様が見えにくい場合もあります。その場合は、双眼鏡や望遠鏡を使って観察するとより楽しめます。

【少しでもお役に立てれば幸いです】

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