処暑の暑さ対策と健康管理~熱中症予防の基本~

8月
処暑
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処暑とは、二十四節気の一つで、暑さがおさまる時期を表します。しかし、まだまだ暑い日が続きますので、熱中症には十分に注意しなければなりません。この記事では、処暑の時期に知っておきたい暑さ対策と健康管理のポイント、熱中症を防ぐために必要な水分補給と運動の方法、熱中症警戒アラートと暑さ指数(WBGT)の見方と活用法について紹介します。ぜひ参考にしてください。

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処暑の時期に知っておきたい暑さ対策と健康管理のポイント

処暑とは、二十四節気の一つで、暑さがおさまる時期を表します。しかし、まだまだ暑い日が続きますので、熱中症には十分に注意しなければなりません。熱中症とは、高温多湿な環境に長時間いることで、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、救急搬送されたり、場合によっては死亡することもあります。

そこで、この章では、処暑の時期に知っておきたい暑さ対策と健康管理のポイントについて紹介します。具体的には、以下の3つのことを心がけましょう。

▼からだの蓄熱を避けるために

・通気性のよい、吸湿性・速乾性のある衣服を着用する
・保冷剤、氷、冷たいタオルなどで、からだを冷やす
・エアコンや扇風機を適切に使用する

▼水分・塩分・栄養分を適切に補給するために

・水分はこまめに少量ずつ飲む
・汗をかいたらスポーツドリンクや塩飴などで塩分を補う
・バランスのよい食事を摂る

▼運動・スポーツ活動を安全に行うために

・暑さ指数(WBGT)や体調に応じて活動量や強度を調整する
・暑い時間帯は避けて涼しい時間帯に活動する
・活動中や休憩中に水分補給や体温冷却を行う

以上が、処暑の時期に知っておきたい暑さ対策と健康管理のポイントです。これらのことを実践して、熱中症による健康被害を防ぎましょう。次の章では、熱中症を防ぐために必要な水分補給と運動の方法について紹介します。

熱中症を防ぐために必要な水分補給と運動の方法

熱中症は、高温多湿な環境に長時間いることで、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。運動すると大量の汗をかき、水分や塩分が失われます。これらを適切に補給しないと、体温が上昇し、パフォーマンスの低下や熱中症のリスクが高まります。そこで、この章では、熱中症を防ぐために必要な水分補給と運動の方法について紹介します。具体的には、以下の3つのことを心がけましょう。

▼運動前の水分補給

・運動を始める30分前までに250~500mL程度の水分をとる
・糖分が多く含まれる飲料は避ける

▼運動中の水分補給

・15分ごとにコップ半分~1杯分(100~250mL)程度の水分をとる
・糖質と塩分(ナトリウム)を含むスポーツドリンクを選ぶ
・のどが渇く前に補給する

▼運動後の水分補給

・運動後すぐに水分補給をする
・汗で失われた体重の1.5倍の水分量を摂取する
・水だけでなく食事や果物などからも水分や塩分を補給する

以上が、熱中症を防ぐために必要な水分補給と運動の方法です。これらのことを実践して、暑い時期でも安全にスポーツを楽しみましょう。次の章では、暑さ対策に役立つ衣服やアイテムについて紹介します。

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熱中症警戒アラートと暑さ指数(WBGT)の見方と活用法~環境保健マニュアルを参考に~

熱中症は、高温多湿な環境に長時間いることで、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。熱中症は重篤な場合には死亡することもありますので、予防することが大切です。そこで、この章では、熱中症警戒アラートと暑さ指数(WBGT)の見方と活用法について紹介します。これらは、環境省が提供している熱中症予防情報サイトや、厚生労働省が作成した「環境保健マニュアル」に基づいています。

▼熱中症警戒アラートとは

・熱中症警戒アラートとは、気象庁が発表する暑さ指数(WBGT)の予測値をもとに、その日の午後3時頃に発生する可能性の高い地域を示すものです

・熱中症警戒アラートは、午前5時頃に発表されます

・熱中症警戒アラートが発表された地域では、特に高齢者や子ども、持病のある人などは屋外での活動を控えるなどの注意が必要です

▼暑さ指数(WBGT)とは

・暑さ指数(WBGT)とは、気温や湿度だけでなく、日射や風の影響も考慮した指標で、人体への暑さの負荷を表します

・暑さ指数(WBGT)は、21℃未満(ほぼ安全)、21~25℃(注意)、25~28℃(警戒)、28~31℃(厳重警戒)、31℃以上(危険)の5段階に分けられます

・暑さ指数(WBGT)は、実況値や予測値がインターネットやメールで提供されています
暑さ指数(WBGT)に応じて、水分補給や休息、運動強度や時間帯の調整などの対策を行うことが必要です

以上が、熱中症警戒アラートと暑さ指数(WBGT)の見方と活用法です。これらを参考にして、暑い時期でも安全に過ごしましょう。

暑さ指数(WBGT)とは何ですか?

暑さ指数(WBGT)とは、気温や湿度だけでなく、日射や風の影響も考慮した指標で、人体への暑さの負荷を表します。WBGTはWet Bulb Globe Temperatureの略で、湿球温度、乾球温度、黒球温度の3つの温度を計算に用いています。暑さ指数(WBGT)は、熱中症の予防や運動時の安全管理に役立ちます。

▼暑さ指数(WBGT)はどこで確認できますか?

暑さ指数(WBGT)は、環境省が提供している熱中症予防情報サイトで、全国の実況値や予測値を地図やグラフで確認できます。また、メール配信サービスや電子情報提供サービスを利用すると、暑さ指数(WBGT)の情報をメールやCSVファイルで受け取ることができます。

自分で測定する場合は、乾球温度計、湿球温度計、黒球温度計による計測値を使って計算する必要があります。

●計算式

・屋内や屋外で太陽照射のない場合

 WBGT=0.7×自然湿球温度+0.3×黒球温度

・屋外で太陽照射のある場合

 WBGT=0.7×自然湿球温度+0.2×黒球温度+0.1×乾球温度

参考までに


▼環境省が提供している熱中症予防情報サイト
https://www.wbgt.env.go.jp/


▼全国の暑さ指数(WBGT)
https://www.wbgt.env.go.jp/wbgt_data.php


▼熱中症警戒アラート
https://www.wbgt.env.go.jp/alert.php

 

まとめ

この記事では、処暑の時期に知っておきたい暑さ対策と健康管理のポイント、熱中症を防ぐために必要な水分補給と運動の方法、熱中症警戒アラートと暑さ指数(WBGT)の見方と活用法について紹介しました。処暑は、まだまだ熱中症に注意しなければならない時期です。日常生活や運動・スポーツ活動、夏季イベントなどで、暑さに負けないようにしましょう。また、周囲の人の様子にも気を配り、熱中症になったときは早めに対処しましょう。

【少しでもお役に立てれば幸いです】

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